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サークルのスポーツ安全保険の入り方【4人以上・年度の流れ・区分の選び方】
サークルの練習中に、メンバーが転んで骨折した。ボールが当たって、他の利用者にケガをさせてしまった。どちらも、起きてほしくはないけれど、活動を続けていればいつ起きてもおかしくない出来事です。
そのときの備えとして、多くのサークルが検討するのがスポーツ安全保険です。この記事では、公益財団法人スポーツ安全協会の公式情報をもとに、サークルでの入り方を順番に整理します。
目次
スポーツ安全保険とは
スポーツ安全保険は、スポーツ安全協会が運営する、団体活動向けの保険です。ひとつの保険で、次の3つがセットになっています。
- 傷害保険:活動中や、その往復中のケガ(死亡・後遺障害・入院・通院)
- 賠償責任保険:他人にケガをさせたり、物を壊したりして賠償を求められたとき
- 突然死葬祭費用保険:活動中の突然死に対する葬祭費用
名前にスポーツとありますが、文化活動やボランティア、地域活動の団体も加入できます。スポーツをしない活動なら、大人は「A2」という区分になります。
STEP01加入できる団体の条件
サークルで入るときに最初に確認したいのは、団体としての条件です。公式のよくある質問では、次のように説明されています。
- 個人では加入できない。指導者を含めて4名以上の団体・グループが対象
- 4名以上が必要なのは年度の初回加入時だけ。年度の途中で人が増えたときの追加加入は1名からできる
- 家族・親族だけの活動、プロスポーツ、政治・宗教・営利を目的とする団体などは対象外
つまり、4人以上で集まって活動しているサークルなら、基本的に加入の対象です。
補償は「加入手続きを行った団体の活動」が対象です。ほかのサークルの活動中の事故は、そちらで加入していなければ補償されません。
STEP02区分の選び方
加入区分は、年齢と活動内容で決まります。大人(高校生以上)で、スポーツをするサークルの場合は次のとおりです。
| 区分 | 年齢 | 対象 |
|---|---|---|
| C | 64歳以下 | スポーツ活動を含む団体活動 |
| B | 65歳以上 | スポーツ活動を含む団体活動 |
| A2 | 年齢不問 | 文化・ボランティア・地域活動(スポーツは対象外) |
ほかに、団体活動に加えて個人活動も補償する区分や、登山など危険度の高いスポーツを対象にする区分があります。年齢は、令和8年度の加入では令和8年4月1日が基準です。金額と補償額は区分ごとに違うので、加入前に必ず公式の区分・掛金・補償額のページで確認してください。掛金は区分により異なり、令和8年度は1人あたり年額800円からとされています。
名簿は加入区分ごとに入力する仕組みなので、64歳以下と65歳以上のメンバーがいるサークルでも、ひとつの申込みにまとめられます。
STEP03加入までの流れ
手続きはインターネットの「スポあんネット」で行います。流れは次のようになります。
ネットで加入する流れ
公式のよくある質問では、新年度の初回加入は「補償が必要な日の前日までに手続きを完了させる」とされています。掛金を支払わないと手続きは完了しません。名簿を入力しただけで安心しないようにしましょう。
前の年度にも加入していた場合は、前年度の加入情報から名簿を作れます。その際は、前年度と同じ会員IDで手続きします。
STEP04保険期間と、途中加入・脱退の扱い
スポーツ安全保険の保険期間は4月1日から翌年3月31日までの1年間です。令和8年度は、令和8年4月1日から令和9年3月31日です。
1年間の流れ(令和8年度の例)
- 4/1新年度の加入保険期間の始まり
活動を始める前に手続きを済ませる
- 年度の途中メンバーが増えたら追加加入
1名から追加できる
- 3/31保険期間の終わり午後12時
次の年度の加入を忘れずに
覚えておきたいのは、次の点です。
- 年度の途中で加入しても、年間の掛金がそのままかかり、脱退しても返戻はない
- 加入区分は年度の途中では変更できない
- 補償が始まった後は、加入者の入れ替えはできない(辞めた人の枠に新しい人を入れる、といったことは不可)
メンバーの出入りが多いサークルでは、「誰を名簿に入れるか」を最初に決めておくと、あとで困りません。
STEP05補償のしくみで注意したいところ
- 事故の日を含めて180日以内の死亡・後遺障害・入院・手術・通院が対象です
- 入院・通院の保険金は、医療費の実費ではなく1日あたりの定額です。通院は1事故につき30日が限度です
- 賠償責任保険は、自動車・航空機・船舶の所有や使用、狩猟に起因するものは対象外です。メンバーの送迎中の自動車事故による賠償は対象になりません
- 活動中の「団体活動」が前提です。加入していないメンバーのケガは補償されません
「全員が入っている」ことが大事です。幹事だけが加入している状態だと、ほかのメンバーが事故にあっても補償を受けられません。
STEP06掛金の集め方を決めておく
保険の掛金は、サークルの運営費から出すか、メンバーから集めるかを決めておきます。メンバーから集める場合は、次のどれにするかを最初に伝えておきましょう。
- 年会費に含めて、年度の初めに集める
- イベントの参加費に上乗せして集める
- 運営費から出して、メンバーには負担してもらわない
イベントごとに現金で参加費を集める場合は、Gather でも現金の参加費をどのイベントにも設定でき、主催者は「売上管理」画面で参加者ごとに「現金で回収」と記録できます。参加費の決め方はサークルの参加費の決め方にもまとめています。
STEP07加入の前に確認しておくこと
最後に、加入前のチェックリストです。
- 活動が4名以上で行われているか(家族・親族だけの活動ではないか)
- 活動内容に合う加入区分を選んだか(スポーツをするなら大人はCまたはB)
- メンバーの名簿(氏名・年齢)がそろっているか
- 掛金の払い込みまで終えたか
まとめSUMMARY
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